おもしろレコードジャケット Johnny Hallyday『Quelque part un aigle』

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おもしろレコードジャケット Johnny Hallyday『Quelque part un aigle』 カバーイメージ

こんにちは、菅原です。
面白いジャケットのレコードを持っていたので、ご報告します。

これは、1982年にリリースされた、ジョニー・アリディという人の『Quelque part un aigle』というアルバムです。

いやー、すごいですね。
鳥に人の顔が付いてますよ。これは一体どういう意図なんでしょう?

ギャグですかね?

アルバムってあれですよね。
アーティストの方が長い時間をかけて作る、我が子のような大事なものですよね…

ギャグですかね?

それにしても面白いですね。最高です。
てかこの鳥人間、どこ見てるんでしょ?

ジャケットをよく見てみましょう。

下の方でギターが壊れていて、そこに羽を広げて今にも飛び立ちそうな鳥人間がとまっています。
周りの景色は砂漠のような場所で、赤い空が広がっています。

ギターは音楽の象徴、飛び立とうとしている鳥人間。
砂漠、赤い空は世紀末のようです。
これはもしかすると、この鳥人間が廃れてしまった音楽界を救う救世主…って、

え? この鳥人間が? 音楽界を??

深読みしすぎましたね。すみません。



ジャケットの時点で最高ですが、中身も大事です。
早速針を落としてみました。

内容的には、基本的にはもちろんロックです。
その中でも、電子音を使っていたり、ハードロックっぽいものや、ブルースのようなルーツを感じるもの、会話劇のようなものなど、かなりバラエティに富んでいて、聞いていてとても楽しかったです。

中でも私のお気に入りは、B面2曲目の「MON AMERIQUE A MOI」です。
壮大なファンファーレから始まり、選手宣誓のように語り始めます。
そのあといきなり声高らかに歌いだします。歌い手の迫力がすごく伝わるスケールの大きい映画のような曲でした。

ジャケットは冗談みたいで面白いものでしたが、
内容は本格的で、とても楽しいレコードでした。

人もレコードも見かけによらないですね。

また見つけたらご報告します。

それでは〜。



ちなみに裏面はこんな感じ。
(顔無くなってる!?)

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